研修を希望される先生へ(循環器内科) 循環器内科心臓血管外科
当科ではシニアレジデントを募集しています。

1-1 シニアレジデントの研修

■ 研修目的
 小児科診療経験2年以上の医師を対象とし、2年間で総合的な臨床力と即戦力をもつ小児循環器医を育成します。

■ 研修目標
 当院では 年間400例以上の心臓カテーテル検査、100例を越すカテーテル治療、350例前後の先天性心疾患に対する心臓手術を行っております。豊富な臨床例をもとに、小児循環器医として総合的な臨床力を身につけます。また当こども医療センターの特性を生かした包括医療を研修し、小児科専門医としての総合力を習得して頂きます。
(1) 先天性心疾患の診断(胎児診断)と治療
胎児診断例は、年々増加しており、治療上極めて重要です。
チアノーゼ性心疾患および非チアノーゼ性心疾患
(2) 後天性心疾患の診断と治療
心筋症、肺高血圧症、不整脈など
(3) 心疾患に対する集中治療
循環作動薬、窒素や一酸化窒素を使った管理など
(4) 特殊検査の手技、技術の習得
心エコー検査、心臓カテーテル検査など
(5) 各種検査の実践と循環器的解釈
エコー検査、心臓カテーテル検査、三次元CT検査、MRI検査、核医学検査、運動負荷試験など
(6) 学会発表および論文作成
 経歴や経験年数は問いません。私たちが期待するものは、小児循環器科医療を学びたいという意欲と熱意です。研修のお手伝いをさせて頂くスタッフの背景もさまざまです。
 ヨーロッパ最古の大学であるボーニャ大学やパトヴァ大学で教鞭を執ったこともあるガリレオ・ガリレイの言葉に“人に、何も教えることはできない。できることと言えば、その人自身が、自分で見つけるのを助けることだけだ。”という言葉があります。古い慣習に縛られることなく、自由な雰囲気な中で、一緒に学び、情報を発信して行きませんか?
 興味のある方は是非ご一報下さい。
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1-2 シニアレジデントより

 シニアレジデント1年目の渡邉友博と申します。2013年4月からこちらで小児循環器の専門研修を行っています。ここでは実際の研修の様子をお伝えできればと思います。

 主に病棟業務に従事します。入院患者さんは、スタッフとレジデントがペアとなり受け持ちます。現在はシニアレジデント(小児循環器専門研修医)4人、ジュニアレジデント(小児科後期研修医)2人がいて、長期に渡る入院患者さんはレジデント1人あたり2-3人ずつです。カテーテル検査入院の担当は週に2-3人です。その他にCT・MRI・シンチグラフィーのDay入院を担当します。その他、循環器かかりつけ患者さんの救急外来対応や他科入院中患者さんの出張エコーを行っています。
 1日の流れです。朝は7時45分にICUに集合し、ラウンドが始まります。そのままHCU2(心疾患患者の病棟)のラウンドを心臓血管外科・循環器内科で行います。次にNICUを回診し、ICUに戻りみんなで術後患者さんのエコーを確認します。その後は患者さんの処置・検査を適宜行い、入院があればその対応を行います。昼食は時間が合えばレジデントで集まって食堂で食べています。午後は、カテーテル前日はカテーテル前のエコー、その他は手術見学やカンファレンスの準備、文献検索、勉強の時間になります。
 1週間の流れは次の表の通りです。

 
午前 心カテ 心カテ入院 心カテ 心カテ入院 治療カテ
心カテ
午後 Day入院 運動負荷  
夕方 内科外科
合同カンファ
抄読会
カンファ
クルズス 内科
カンファ

 月曜日の心臓外科とのカンファランスでは麻生先生から手術について考えなければポイントや様々な手術のアイディアを伺う機会になりとても勉強になります。火曜日・木曜日の循環器カンファレンスではカテーテル前の患者さんの病歴・心電図・レントゲン・エコーをプレゼンテーションし翌日のカテーテルのプランを立てます。またカテーテル後の患者さんのカテーテルデータを振り返り、今後の方針を立てます。スタッフの方々から種々の質問・意見があり、こちらも大変勉強になります。
 週末はスタッフ、レジデント各1名が当番となります。朝9時にICUに集合し、平日と同様に回診をし、指示出しなどを済ませて終了です。
 当直はICUの当直が月に1-2回、HCUの日直が月に1回程度あります。
 症例数は多く、心疾患はもちろん他科と協力しながら全身管理を行えます。スタッフからの指導もあり、自分で勉強する時間も作れ、様々なことを学べる環境だと思います。
 一緒に研修してくださる方をお待ちしています。
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循環器内科・心臓血管外科

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